MRのリストラについて

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製薬業界

今回はMRのリストラ、早期退職に関して書いていきたいと思います。

MRは近年、減少傾向にあります。

特に今年2018年はすでに公表されているだけでも今までで最多最大のリストラが行われる年になると感じています。

MRのリストラとは

リストラというよりは、早期退職になります。
早期退職とは「早期優遇退職」の事を言います。

いまやめてくれるなら次の就職先を斡旋しますよーや、いま辞めてくれるなら退職金にいくらか上乗せしますよーといった形で何かしらの優遇措置を与える事で自ら退職してくれる人を募集する制度です。

2018年MRにおいてはこの早期退職の応募が数多く実施された、またはされる予定です。

2018年度 製薬会社の早期退職について

2018年6月現在、本年実施予定の会社だけでも8社確認されています。
① 武田薬品工業②アステラス製薬③塩野義④大正富山⑤サノフィ⑥ファイザー⑦GSK⑧ベーリンガーの8社が予定しております。

今までの早期退職制度は「給与の高い年配者をリストラして、その分若年者に入れ替え組織の若返りを図る」事を目的として実施されてきましたが今回の件に関しては
「純粋に社員数を減らす」目的が見て取れます。

というのもサノフィ社などでは27歳以上を対象など、若年者をも対象とした募集だからです。
今までは45歳以上や50歳以上が対象の募集が多かったのですが、今回は割と幅広く募集している傾向にあります。

MR以外の部門のリストラ

多くの製薬会社は、「営業(MR)・開発・研究」の部門から成り立っています。
もちろんそれらに付随して多くの本社組織が存在しますが大本はこの3部門です。

近年、各社MRだけでなく研究部門も早期退職の対象となっています。

というのも製薬会社は多額の研究開発費を投じています。
しかし、基礎研究で探した新薬候補の化合物が、実際に薬として発売できる確率は2万~3万分の1と言われています。期間も10年以上かかる場合が多くなり、年々難しさを増している背景があります。

つまり自社で研究し、化合物発見から薬を販売まで行うよりも、薬になる可能性が高い化合物を研究している研究施設、会社と提携または買収する方がよりコストパフォーマンスの高い時代になってきているのです。

ゆえに製薬会社から研究の人数を減らしたり、研究を切り離したりする動きが活発になっています。

MRのリストラが進む理由

後発品の普及促進と薬価改定制度の改革などが挙げられます。
次回、これらの事に関して書いていきたいと思います

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